遺伝子検査サービスで予防治療へ

遺伝子

早期治療のためのツールとして

医療は基本的に早期に病変を発見して治療を開始すれば、命の助かる可能性は高いと言われています。
がんというと不治の病というイメージを持つ人はいまだに多いですが、早期段階で発見して治療すれば完治する可能性は非常に高いです。

そこで病気の早期発見よりもさらに進んで、予防医療の観点から注目されているのが遺伝子検査サービスで、遺伝子レベルで検査をして、その中で特定の病気に罹患するリスクを検査するシステムです。

あるハリウッド女優がこの遺伝子検査を受けて、乳がんにかかる確率が非常に高いことが判明し、ある決断を下し乳房を予防医療の一環として切除したために注目を集めるようになりました。
高齢化社会が今後ますます進むと予測されていますが、健康的に老後も生活したいと思うのであれば、このような予防医療を受けるのも一つの方法といえます。

遺伝子検査サービスへの参入

遺伝子検査サービスのビジネスは各業界からも注目を集めています。
日本国内だけを見てみても、700社を超える所が参入していて、医療関連ではない、IT業界の会社なども分野への参入を積極的に推し進めている所も出てきています。

あるソーシャルゲーム大手の会社では、実際に遺伝子検査サービスの運用を始めています。
大学と共同で遺伝子検査ビジネスの研究を行いました。唾液を入れて送付すると、専門家による遺伝子検査が実施されます。

そして生活習慣病や太りやすいかどうかなど282項目を最大チェックできるのですが、危険因子に関して説明があり、病気が発症しないようにするために普段どのようなことに気を付けるべきかの注意点をアドバイスしてくれます。
このような遺伝子検査サービスは、今後ますます増えてきて、業界内でも激しい競争が生まれる可能性は高いです。

遺伝子検査サービスの課題と限界

遺伝子検査サービスといわれると、かなりの確度で将来どのような病気に自分がかかるのかわかるというイメージを持ってしまう人もいます。
しかし現時点ではまだ遺伝子検査は進化の途中にあると思ってください。
このため、遺伝子検査といっても完全なものではありません。

病気にはかからないといわれたとしても完全に安心すべきではなく、あくまでも健康を考える上での参考情報の一つくらいにとどめておくべきです。
また遺伝子とは「究極の個人情報」などとも言われますので、個人情報保護がきちんとなされているかどうかも検査を受けるときにはチェックしておかないといけません。