モバイル型生体認証装置とは

眼

モバイル型生体認証装置とは

認証システムとして、長らくつかわれてきたのはパスワードなどを使った認証システムでした。
しかしこのパスワードを使った認証システムはいくつかの問題を抱えています。

まず漏えいやパスワードの盗難に遭った場合、他人が入力しても本人として認証される可能性があります。
そしてもう一つは、パスワードを設定した人がパスワードを忘れてしまう事態が考えられるという問題です。
忘れてしまうと、本人であるにもかかわらず認証できずにサービス利用できなくなるケースが出てきてしまうのです。

一方でモバイル型生体認証装置の場合、体の一部を認証するので本人が情報を覚えておく必要がありませんし、他者が成り済まして認証を受けるのも難しいので、利用される頻度が増えてきています。

モバイル型生体認証装置で使われる体の部分

モバイル型生体認証装置で使われる認証部分で多いのは指紋を使った方法です。
その他には、瞳の情報を記録するアプローチの方法もあります。
瞳の中には、虹彩というものがあって個人によって異なるので認証が可能だからです。

また金融機関のATMを使って取引をする際には、静脈認証を使うケースも増えてきています。
手のひらや指の血管の形状には個人差があるので、この静脈の形状を認識させて、同一人物であるかどうかの確認を行う方法もかなり広く使われています。
その他には、声紋や顔の形、筆跡などを確認して認証するシステムを導入しているものもあります。

日本の技術がトルコに

日本のモバイル型生体認証装置は最先端を行っていて、海外でも日本の技術を取り入れるケースも増えてきています。
たとえば、トルコの医療機関では日本のモバイル型生体認証装置を導入しています。

トルコの医療システムは、法定収入基準を設けていて、それ以下の収入しかない労働者は無料で医療サービスが受けられるようになっています。
グリーンカードが該当する労働者には発行されるのですが、不正利用などの問題もあって医療コストが予算よりも大きくなってしまいました。
そこで日本のモバイル型生体認証装置が用いられて、本当に無料で医療サービスの受けられる労働者かどうかを個人認証します。

そうすれば不正利用を防げますし、認証にかかる手間も大幅に省略できるので効率的な管理が可能になります。
このように海外では医療サービスの一環として、モバイル型生体認証装置の普及が急速に進んでいる所も見られます。